美味しい珈琲を淹れる適切なお湯の温度とは?
こんにちは、珈琲大好きな黒猫堂Daichi.Kです!(=^x^=)
デキる大人は「珈琲に最適なお湯の温度」を知っているものです。
温度によって味わいが変わるだけでなく、熱湯を使用すると不味くなることも…?
今回は珈琲を淹れる時に使うお湯の温度について詳しく解説していきます。
1.珈琲を淹れるお湯の温度について
美味しい珈琲に必要なもの、と聞くとどのようなものを想像しますか?おそらく、多くの人が「美味しい珈琲豆」と「美味しい水」を思い浮かべるのではないでしょうか?
これはもちろん正解で、新鮮な珈琲豆と上質の水があれば美味しい珈琲を淹れることは可能です(^^♪
……が!
実はもう一つ大切な要素として「お湯の温度」があることをご存知でしょうか?ほとんどの人が「ポットなどで沸騰させたお湯」を使いますよね。このお湯の温度によって味などが変わってしまうのです。
これは私も最初知った時に驚きました( ゚Д゚)
2.お湯の温度で何が変わる?
それでは「お湯の温度によって味が変わる」とは具体的に何がどのように変わるのか、見ていきたいと思います。
せっかく美味しい珈琲豆と水を用意したのなら、お湯の温度にも気を配って美味しく淹れたいですからね。
2-1.味を抽出する時間が変わる
珈琲豆をミルで粉にする、またはもともと粉の状態で購入している人はそのまま、ドリップする時にお湯を注ぎますよね。
この時、粉に注ぐお湯の温度が高いと味の抽出が速くなります。逆にお湯の温度が低かったり水のまま注ぐと、抽出スピードは遅く、ものすごく薄い味のまま(色も薄い)抽出されてしまいます。
薄い状態で抽出された珈琲は飲めたものではありません!!全く味が変わってしまいますので、注意が必要です。
2-2.酸味と苦味が変わる
抽出速度が変わることで味わいが変わることは何となく想像できるかもしれませんが、あまり知られていない違いに酸味と苦味が変わるという点があります。
どういうことかと言うと、温度の高いお湯で抽出することで珈琲の苦味が出やすくなり、逆に温度が低いと酸味が強く出やすくなるということです。
酸味の強い珈琲が好きな人は、あえて温度を少し低くして抽出するというテクニックもあります。また苦味が強い珈琲を楽しむためには温度を高くして抽出することがポイントです!
2-3.熱湯は雑味が出る
抽出速度が速く、濃くて苦味の強い珈琲にすることができる「温度の高いお湯」ですが、注意点があります。
それは「熱湯を使うと雑味が出てしまう」ということです……( ;∀;)
ボコボコと沸騰しているようなお湯を使って抽出すると、味が強く出すぎてしまい、珈琲の雑味と呼ばれる、美味しくない成分までハッキリと出てしまいます。
3.結局、何度のお湯がベストなの?
ここまで「低い温度」とか「高い温度」といった抽象的な表現をしてきましたが、じゃあ実際に「低い温度」って何度なの?という疑問がありますよね。
珈琲を抽出する最適な温度は「80~95度」です。次のように特徴をまとめてみました!
温度 | 抽出速度 | 特徴 | |
---|---|---|---|
低い温度 | 80~85度 | 遅い | 酸味が強い |
中間の温度 | 85~90度 | 普通 | 普通 |
高い温度 | 90~95度 | 速い | 苦味が強い |
熱湯 | 100度 | とても速い |
雑味が出る |
4.まとめ
使用するお湯が100度で煮え滾る熱湯でなければ、あとは酸味や苦味など自分の好みに合わせて温度を調整してみるのも楽しそうです。
自分の好みの温度を探してみてはどうでしょうか!
珈琲豆の焙煎とは?焙煎深度による味わいの違いを徹底解説!
こんにちは、珈琲大好きな黒猫堂Daichi.Kです!(=^x^=)
デキる大人は「珈琲豆の焙煎について知っている」ものです。
よく喫茶店の前に「自家焙煎」と書かれたのぼりが出ているのを見ることがありますよね。
なんとなく自家焙煎ののぼりが出ている喫茶店は「美味しい珈琲が飲めそう」とか「珈琲豆にこだわっている」といった印象を持つ人もいるのではないでしょうか?
今回は「焙煎」とは何か?その疑問を徹底解説していきます( ゚Д゚)
1.珈琲豆の焙煎とは?
焙煎はローストとも呼ばれますが、珈琲豆に熱と圧力を与えていく作業を指します。
もともと焙煎をする前の珈琲豆は一般的に知られている深い茶色ではなく、薄い茶色です。焙煎する前の状態を生豆と呼びますが、生豆の状態では珈琲としての味わいが出ないため飲めたものではありません……。
そこで、生豆に適切な熱と圧力を与えることで珈琲豆に化学反応が起こり、深い茶色に色が変わっていきます。そうすることで一般的に知られている珈琲の味わいになっていきます。
2.焙煎深度につい
焙煎にかける時間によって豆の状態が変化していきますが、焙煎時間によって焙煎深度と呼ばれる四段階を調整していきます。
焙煎時間が短い場合は浅煎りと呼ばれ、苦味よりも酸味が強くなります。逆に時間を長くかけることで焙煎深度は深くなり深煎りになると酸味より苦味が強くなるなど、焙煎により味を調整することができます。
焙煎深度は大きく分けて四段階ですが、さらに細かく八段階の焙煎段階があります。簡単に表にまとめてみました。
焙煎深度 | 名称 | 特徴 |
---|---|---|
浅煎り | ライトロースト | 生豆の色合いが残る最も浅い焙煎。苦味は抑えられている。 |
浅煎り | シナモンロースト | シナモンのような色合いの焙煎。豆本来の柑橘系風味。 |
中煎り | ミディアムロースト | 中煎りに分類される段階ですが浅煎りに近い酸味が特徴。 |
中煎り | ハイロースト | 普段から飲まれることが多い最もメジャーな焙煎深度です。 |
深煎り | シティロースト | エスプレッソに使用される焙煎深度です。 |
深煎り | フルシティロースト | シティローストと同じようにエスプレッソに使用される。 |
極深煎り | フレンチロースト | アイスコーヒーなどに用いる焙煎深度です。 |
極深煎り | イタリアンロースト |
焙煎時に焦げないよう注意が必要となる焙煎深度です。 |
浅煎りは焙煎時間が短いため、一見簡単なイメージを持ちやすいのですが、短時間で正しく熱と圧力を与えなければならないため焙煎の難易度は短時間であればあるほど難しくなります。
同じ珈琲豆を使用していても、焙煎深度が深くなるごとに強い酸味から苦味が強くなっていきます。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。珈琲豆の焙煎深度によって味わいが違います。自分で焙煎する方法もあるので、それはまた追ってご紹介したいと思います!
アラビカ種って何?という人必見!珈琲豆の三大原種を紹介!
こんにちは、珈琲大好きな黒猫堂Daichi.Kです!(=^x^=)
デキる大人は「珈琲豆の三大原種も抑えている」ものです。
珈琲豆の品種によって風味や味わいも大きく変わりますが、産地による違いだけでなくコーヒーノキの種類によっても違いがあります。
コーヒーノキの種類、つまり原種にも「三大原種」と呼ばれる種類がありますが、ご存知ですか?('ω')
目次
珈琲豆の三大原種とは?
コーヒーノキにもたくさんの種類がありますが、アラビカ種とカネフォラ種、リベリカ種の3つが三大原種と呼ばれています。
アラビカ種とカネフォラ種は聞いたことのある人も多いかもしれませんが、リベリカ種はあまり聞き覚えがないかもしれませんね。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
1.アラビカ種
世界全体の珈琲豆生産量のうち、アラビカ種はその70%ほどを占めています。
最もメジャーな原種と言えるでしょう。
アラビカ種は主にエチオピアやアビシニア高原が原産で、特徴は甘い香りを感じられることです。
他の原種と比べ、アラビカ種は酸味が強いことも特徴と言えます。
2.カネフォラ種
アラビカ種に次ぐ生産量として知られる原種がカネフォラ種で、世界全体の生産量のうち20%ほどを占めると言われています。
特徴的な香ばしさと苦味がカネフォラ種の特徴で、原産国はアフリカやコンゴとなっています。
アラビカ種に次ぐ商業用に栽培されている原種として知られています。
3.リベリカ種
三大原種のうちリベリカ種についてはあまり聞き覚えがないかもしれません。
それもそのはず、リベリカ種は世界全体の生産量の1%以下という割合なのです。
そしてこのリベリカ種は生産地から他国に対してほとんど流通しておらず、ほぼ全て栽培地域で消費されています。
西アフリカやリベリアが原産で、とても香ばしくて苦味が強いことが特徴です。
原種による味わい
紹介した三大原種にはそれぞれ特徴があり、それぞれの特徴を知っているだけでオリジナルのブレンド珈琲を楽しく作ることができます。
例えばカネフォラ種は酸味が少なくコクと苦味の輪郭がしっかりした奥深さのある珈琲を楽しむことができます。
またアラビカ種を使った場合はアラビカ種の特徴である酸味を活かし、ミルクを加えたマイルドな珈琲を楽しむなど原種ごとの特徴を発揮した楽しみ方を考えることができます。
まとめ
今回は三大原種を紹介しました。
商業用に栽培されているアラビカ種とカネフォラ種は世界全体における生産量のほとんどを占めていますが、三大原種のひとつであるリベリカ種の生産量は1%以下となっています。
特徴を知ることで、より珈琲を深く楽しむことができるようになります!
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マクドナルドの珈琲はランクが高い??珈琲豆の品質ランクについて!
こんにちは、珈琲大好きな黒猫堂Daichi.Kです!(=^x^=)
デキる大人は「珈琲豆の品質にもこだわる」ものです。
今回は知っているようで知らない、珈琲の品質ランクについて紹介していきます!
あのマクドナルドの珈琲の商品名は、実は高ランクの証?
そのあたりも紹介していけたらと思います!
目次
珈琲豆の品質ランク
珈琲豆だけに限らず、世の中には様々なランク付けがありますよね。
レストランも三ツ星のお店と、星のついていないお店ならどっちがランクが高いのか、という違いもあると思います。
珈琲豆にも品質ランクというものがありますが、普段の生活の中では珈琲豆のランクを気にして飲むことはあまりないですよね。
珈琲豆の品質ランクは4段階
珈琲豆のランクは4段階に分けることができます。
・スペシャルティ珈琲
・プレミアム珈琲
・コマーシャル珈琲
・ローグレード珈琲
と、それぞれ分けられていきます。
ランクの決定は、珈琲豆の品質を決定する「国際カッピング基準」で一定の点数を得た珈琲豆かどうか、また特定の生産地かどうか、などの基準から分けられていきます。
ランク別の役割について
珈琲豆のランク別に、どのような基準で分けられたもので、どのような場所で飲むことができるのかを紹介していきます。
スペシャリティ珈琲
珈琲豆の品質ランクの中でも最高位にあたる「スペシャリティ珈琲」ですが、この基準はとても厳しいものです。
しかも基準を満たしていない珈琲豆は「スペシャリティ」を名乗ってはいけないため、世の中で販売されている「スペシャリティ珈琲」はすべて難しい基準をクリアしたものということになります。
その基準は「国際カッピング基準」に定められたスコアが80点を超えることで、人が検査を行うことで与えられる点数のクリアが条件です。
80点と聞くと、頑張れば達成できそうと思うかもしれませんが…
スペシャリティ珈琲は流通している珈琲豆の中で、全体の5%未満しかありません。
この数値を見ると、ものすごく難しい基準であることがわかります( ;∀;)
プレミアム珈琲
スペシャリティ珈琲の基準が「国際カッピング基準で80点以上」でした。
プレミアム珈琲は80点に届かなかったものの75~80点の間に位置し、しかも生産国と生産された農園、生産者や品種まで絞り込むことができる珈琲豆に与えられるランクです。
ハイコモディティ珈琲とも呼ばれます。
よく街でみかける「自家焙煎の喫茶店」にある、他の珈琲よりちょっと値段が高い珈琲はこのプレミアム珈琲に分類されることが多くあります。
またマクドナルドで飲むことができる「プレミアムロースト珈琲」もこのランクに位置します。(基準を満たしていない場合はプレミアムを名乗ってはいけない)
だから美味しいんですね(^^♪)
コマーシャル珈琲
世界で一番普及しているのが、このコマーシャル珈琲です。
スーパーや量販店で200g=4〜500円くらいで販売されている珈琲豆のほとんどはこのコマーシャル珈琲に分類されます。
このコマーシャル珈琲の中でもさらに細かいランク分けがありますが、ここで全てを紹介するのは難しいほどです(´・ω・`)
ローグレード珈琲
缶珈琲やインスタント珈琲の原料として使われるのが、このローグレード珈琲というランクです。
最近の缶珈琲やインスタント珈琲は以前と比べ美味しくなりましたが、やはりそれでもちょっとお高い喫茶店の珈琲と比べれば劣っていることを感じられると思います。
(注:味が劣る=不味いというわけではありません!好みは人それぞれですが、あくまで品質ランクで見ればという話です)
まとめ
今回は珈琲の品質ランクを紹介しました!
マクドナルドのプレミアムロースト珈琲は「プレミアム」を名乗ることができる珈琲なので美味しいということもお伝えしました。
お店で「プレミアム◯◯珈琲」とか「スペシャリティ◯◯珈琲」を見つけたらそれは厳しい基準をクリアした珈琲だということを覚えておいてくださいね!
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初心者必見!珈琲豆の種類と選び方について!
こんにちは、珈琲大好きな黒猫堂Daichi.Kです!(=^x^=)
デキる大人はいつだって「こだわり」を持つもの。
珈琲豆もこだわって自分で選び、美味しい珈琲を楽しみたいですよね!
とはいえ、いざ珈琲ショップに珈琲豆を買いに行っても種類が多く、その違いもわかりにくい……( ;∀;)
店員さんに「どのような種類でお探しですか?」と聞かれても知らないから答えられなかった…という経験ありませんか?
今回は初心者必見、珈琲豆の種類と特徴、そして自分好みの珈琲豆の選び方を紹介していきます!!
目次
珈琲豆を選ぶ時のチェックポイント
珈琲豆を選ぶとなると、種類も多くて難しそうと思うかもしれませんが、基本的には次の3つのポイントを抑えていれば珈琲豆を選べるようになります!
①豆の種類を選ぶ ②ロースト具合を選ぶ ③豆か粉か選ぶ
たったこれだけです、簡単ですよ! (私も最初はちょっと怖かったんですけど、基本さえ分かれば簡単でした★)
①豆の種類を選ぶ
豆の種類もかなり多いのですが、初心者が知っておくべきオススメの珈琲豆を厳選して紹介します。
私が最初に覚えたのはこの4種類でしたので、その経験をもとに紹介していきますね!
ちなみに珈琲豆の名称は産地の名前が使われています。
コロンビア
コロンビアは初心者にオススメの珈琲豆です。
どのあたりがオススメかというと、酸味と苦味のバランスがよくてリーズナブルという点。
シンプルに珈琲を楽しみたい、と思った時に最適な珈琲豆で、私も常にコロンビアの豆を切らさないようにしています。
珈琲に慣れてきたらブレンドに挑戦する(他の記事で詳しく紹介しますが)こともあると思いますが、コロンビアをベースにブレンドするとまず間違いないのでオススメです。
キリマンジャロ
特徴はなんといっても強い酸味とコクでしょう、酸味が強い珈琲を好む筆者が自分で初めて購入したのもキリマンジャロでした。
雑味が少ないので、シンプルに酸味のある珈琲を楽しむことができます。
オススメは中煎りですが、この「煎り」についてはこの後詳しく解説していきますね!
モカ
聞き覚えのある人も多いのではないでしょうか、モカは甘味と酸味を楽しむことができる口当たりのまろやかな珈琲豆です。
苦味があまり得意ではない、という人にオススメの珈琲豆で、あまり苦味のないすっきりした味わいが特徴。
ちなみに産地はエチオピアやイエメンです。
②ロースト具合を選ぶ
ロースト(=焙煎)は、珈琲豆を火で煎ることを指します。
珈琲豆はもともと、人の肌のような明るい茶色をしていますが、煎ることによって一般的に知られる深い茶色に変化します。
この煎り具合によって苦味や酸味、甘味といった味わいが異なります。
ローストには何段階にも分けられた種類があり、深く煎ってある珈琲豆ほど苦味が強く、煎りの浅い珈琲豆ほど酸味が強くなります。
ローストの種類
1、ライトロースト(Light roast)
2、シナモンロースト(Cinnamon roast)
3、ミディアムロースト(Medium roast)
4、ハイロースト(High roast)
5、シティロースト(City roast)
6、フルシティロースト(Fullcity roast)
7、フレンチロースト(French roast)
8、イタリアンロースト(Italian roast)
一般には、この8段階に分けられることが多いです。
ちなみに1のライトローストが最も酸味が強い浅煎り、8のイタリアンローストは苦味が強い深煎りです。
どちらの珈琲豆も試してみて、自分の口に合ったロースト加減を調べてみるのも楽しいでしょう!
ちなみに私は酸味のある珈琲が好きなのでミディアムを飲んだりしますが、よく買うのはシティローストです!
③豆か粉か選ぶ
珈琲豆は粉で買う方が楽ですが、粉にすることで空気に触れやすくなり結果的に酸化(=劣化)しやすくなってしまいます。
可能であれば豆のまま購入する方が珈琲豆の鮮度を維持する意味でも、挽いた時の香りを楽しめるという意味でもオススメです。
珈琲豆を挽くにはコーヒーミルという道具が必要ですが、もしコーヒーミルをまだ持っていない場合は店員さんに「粉で買います」と伝えましょう!
(店員さんから豆のままですか、粉ですかと質問されることが多いと思います♪)
珈琲豆を買う前に…
早速、珈琲豆を買ってみよう!……と、その前に知っておきたいことが他にもあります。
豆の選び方がわかると、色々な種類の豆を試してみたくなりますよね。
しかし珈琲豆は鮮度が大切です、一気にたくさんの珈琲豆を買っても時間が経つと劣化し、風味が損なわれてしまいます。
そのため、珈琲豆は必要な分だけちょっとずつ購入し、新鮮なうちに楽しむようにしましょう。
セールなどで安くなっていても、一気に大量購入してしまうとどんどん劣化してしまいますので注意が必要です!
まとめ
珈琲豆を選ぶというのが、最初はとてもハードルが高く感じられる部分だと思います。
でも、もっと簡単に考えても問題ありません! 珈琲豆の専門店に入ったら、今回紹介したオススメの珈琲豆などを参考に種類を選んで、勇気を出して「豆のままください」と言ってみましょう。
店員さんも専門用語でガンガン詰めてくることはないので(笑)安心して質問してみると普通に希望の珈琲豆を紹介してくれたりします。安心してください!
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初心者必見!ブレンド珈琲とストレート珈琲の違いとは?
こんにちは、珈琲大好きな黒猫堂Daichi.Kです!(=^x^=)
デキる大人は「ブレンド珈琲もストレート珈琲も楽しめる」ものです。
ブレンドとストレートって何?どう違うの?と感じている人は意外と多いのですが、別に詳しく知らなくても不便はない用語でもあります。
しかし珈琲専門店で珈琲を注文する時などに、メニューを見ると「〇〇ブレンド」などいくつも種類があります。
違いが良くわからずに結局「ブレンドで……」と無難に注文してしまいがちです。
私も以前はそうでした( *´艸`)笑
でも違いを知ることでより珈琲を楽しむことができるようになりますので、今回はブレンド珈琲とストレート珈琲の違いを徹底解説していきます!
目次
ブレンド珈琲とは?
ブレンド珈琲は、産地の異なる豆を「黄金比」で混ぜ合わせて作られた珈琲のことを指します。
例えば「モカブレンド」というブレンド珈琲は「モカ」という豆をメインにして、他の産地の珈琲豆を混ぜ合わせて作られています。
あまり多くの種類を混ぜすぎると味が喧嘩をして、それぞれの風味や特徴を損なってしまうため、ブレンドする豆の種類はだいたい2~3種類で混ぜていることが多いです。
また「モカブレンド」という名称にするためにはモカの珈琲豆が全体の30%以上でなければなりません。
ちなみに「黄金比」とは珈琲豆を混ぜる時に意識するとバランスが安定する比率です。
・6:2:2 ・7:3:1 ・4:3:2:1
などの割合でブレンド(=混ぜ合わせ)することで、バランスの整った珈琲になりやすいと言われています。
ストレート珈琲とは?
ストレート珈琲は、珈琲豆の産地で収穫された単品の豆をそのまま使用した珈琲のことを指します。
先ほどブレンド珈琲の紹介の中で「モカと他の産地の珈琲豆を混ぜ合わせる」と伝えました。
ストレート珈琲は混ぜ合わせずに「モカの豆」だけで作る珈琲のことです。
ブレンドをすることで得られる味わい深さは感じにくいものの、ストレート珈琲は産地ごとの豆の特徴をはっきりと感じられるため、飲み比べて違いを感じやすくなっています。
ストレート珈琲を何種類も試して、それぞれの風味を理解してからブレンド珈琲に挑戦するのも面白いです!
オリジナルでブレンドを作ろうとした時に「あの産地の豆は酸味が強かったなぁ、でもあの産地の豆は苦味が強かったなぁ」といった味のイメージがしやすくなります。
またブレンドはお店によって配合率や混ぜている珈琲豆の組み合わせが違いますが、ストレート珈琲は産地による味わいがそのままなので、別の喫茶店でも同じような豆の特徴を感じることができます。
(ただし抽出方法によって味わいは変わるため、どこでも完全に同じというわけではありません…( ..)φメモメモ)
まとめ
今回はブレンド珈琲とストレート珈琲の違いを解説しました!
この違いを知っているだけで、専門店でメニューを見た時に「これはストレート珈琲だな、こっちは〇〇をメインにしたブレンドだな」とわかるようになります!
自分好みの味わいを持つ珈琲豆がわかってきたら、注文するのも楽しくなってきますよ!
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これを知っておけば迷わない!コーヒーメーカーを選ぶ時の3つのポイント!
こんにちは、珈琲大好きな黒猫堂Daichi.Kです!(=^x^=)
デキる大人は「コーヒーメーカー選びを失敗しない」もの。
今回はこれからコーヒーメーカーを買おうとしている初心者必見、簡単3ステップで迷わず買えるコーヒーメーカーの選び方を紹介していきます★
また最後には筆者Daichi.Kの独断と偏見によるオススメのコーヒーメーカーを3つ、紹介していきます!
目次
1.淹れたい珈琲を選ぶ
何より大切な最初のステップは「どの珈琲を飲みたいのか?」というところです。
どの珈琲って何よ?
と思うかもしれませんが、簡単に分けると次の通りです。
なぜコーヒーメーカーを選ぶ前に淹れたい珈琲の種類を決めなければならないのかと言いますと、種類によって対応しているコーヒーメーカーと対応していないコーヒーメーカーがあるためです……。
せっかくコーヒーメーカーを買ったのに思っていた珈琲が飲めないのでは悲しい結果になってしまいます。
まずは簡単にそれぞれの違いを見ていきましょう。
A.ドリップ珈琲
フィルターに粉をセットし、お湯を注いで抽出する一般的なよくある淹れ方を、ドリップ珈琲と呼びます。
ドリップ珈琲を作るためのコーヒーメーカーは種類も豊富で、手頃に買えるリーズナブルなモデルも多くあります。
粉をセットするタイプの他、専用のカプセルタイプなどもあるため、購入時には「どの粉でも使えるのか、専用のカプセルを購入しなければいけないのか」を確認しなければいけません。
B.エスプレッソ
エスプレッソとは、上から普通にお湯を注ぎ抽出するドリップタイプとは異なり、強い圧力を与えて短時間で抽出する方法です。
圧力をかけて抽出するため、昔は粉のセットなどに技術が必要でしたが、最近ではカプセルをセットしてスイッチを押せば簡単に抽出できるモデルが増えました。
コーヒーメーカーにセットする専用カプセルの価格もどんどん低価格で手に入るようになってきたので、扱いやすく人気が高いです。
C.カプチーノ
カプチーノはエスプレッソに泡立てたミルクを加えて作る飲み方で、基本的にはエスプレッソが抽出できればあとは泡立てたミルクを注ぐだけで完成します。
だったらコーヒーメーカーもエスプレッソ対応機種なら大丈夫では?と思うかもしれませんが、ここであえて種類を分けているのは「ミルクを泡立てる必要がある」ためです。
コーヒーメーカーにミルクを泡立てる機能が搭載されている機種なら、カプチーノが簡単に作れるためとても便利!
ミルクを泡立てる機能のないエスプレッソマシンを購入すると、泡立てるための器具を別途購入しなければならないので注意が必要となります。
それぞれの違いを把握したら、自分がどの珈琲を飲みたいかある程度決めておきましょう。
2.仕様をチェックする
私の場合、コーヒーメーカーを選ぶ時のチェックポイントはだいたい3つです。
A.抽出できる量 B.容器の素材 C.対応フィルターの種類
それぞれのチェックポイントを見ていきましょう!
A.抽出できる量
一人で珈琲を楽しむ場合には大容量の抽出は必要ないため小型のモデルを購入すれば問題ありません。
またヒーター機能があって保温できる場合には、一気に5杯分くらい作っておいて保温し、好きな時に飲めるようにしたい場合もあります。
そのため抽出できる量については購入前に確認しておくべき項目の一つです。
B.容器の素材
抽出された珈琲を受け止める容器の素材を確認します。
ほとんどガラス容器かステンレス容器に分類されると思いますが、ヒーターの機能が付いていて保温する場合にはガラス容器のものを使います。
ステンレス容器は保温機能に対応できませんが、かわりに魔法瓶の構造になっているものもあり保温性に優れたものが出てきています。
ただしステンレス容器でも保温機能がないものもあるため、確認することをオススメします!
C.対応フィルターの種類
ほとんどの場合は紙のフィルターをセットして使用するモデルですが、中には自分でフィルターをセットしないで、カプセルなどメーカーごとの専用品をセットする場合もあります。
自分で挽いた粉をセットできるタイプかどうか、抽出前のセット方法について確認しておく必要があります。
3.コーヒーメーカーの機能で選ぶ
飲みたい珈琲がだいたい決まりましたら、いざコーヒーメーカーを探してみましょう。
コーヒーメーカーにはドリップ珈琲を淹れるだけのシンプルなものから、先ほど紹介したカプチーノの泡立てミルクを作れる機能付きコーヒーメーカーなどがあります。
A.ミル付きコーヒーメーカー
珈琲豆を挽いて粉にすることができる器具「ミル」が搭載されたモデルであれば、豆の状態で購入した珈琲を挽きたて淹れたてで楽しむことができます。
珈琲豆は粉にするよりも豆のままのほうが劣化しにくいので、珈琲を淹れる直前に豆から粉にしたほうが美味しく仕上がります。
ミルが搭載されたコーヒーメーカーなら、挽きたてを簡単に楽しむことができるため便利です。
またこちらのモデルなら……
全自動なので豆をセットするだけで挽きたての珈琲を自動で抽出してくれます。
ミル付きのコーヒーメーカーを購入する時は全自動の方が楽ちんです★
B.カプセル対応コーヒーメーカー
珈琲豆を挽いて抽出するとなると、豆や粉の管理が大変になることがあります。
そんな時はカプセル対応のコーヒーメーカーを選ぶことで、一杯分の粉が真空状態で入っているため、珈琲を飲まない日が続いても珈琲豆が劣化する心配がありません。
カプセル対応のおすすめコーヒーメーカーは…
こちらです!
ネスカフェはテレビCMなどでもおなじみですよね。
カプセルタイプのメリットはなんといっても一杯ずつ淹れたてのおいしさ、そして珈琲豆がカプセル内で真空になっているため劣化しないので安定した味わいが楽しめることです。
そして抽出方法によっては淹れる人の技術によって味が左右されますが、カプセルタイプは自動抽出なので技術が全く問われず、簡単操作であることも特徴です!
C.とにかくシンプルなコーヒーメーカー
ここまで機能付きコーヒーメーカーを紹介してきましたが、筆者の個人的な想いとしては「まずシンプルなコーヒーメーカーをオススメしたい」というものがあります。
もちろん機能がついているものは便利ですし、最初にしっかり機能のついたコーヒーメーカーを購入することで珈琲ライフが豊かなものになることは間違いありません!
しかしまずは「コーヒーメーカーってなに?」という段階を卒業するためにも、シンプルなコーヒーメーカーに触れてほしいと思うのです。
私もそうでした。
たとえばこちらのモデル。
どこがオススメかといいますと、珈琲器具のメーカーとして有名なメリタのコーヒーメーカーであるという点。
そして2杯~5杯の容量で、容器もステンレス製真空二重構造のため保温性に優れています。
一人暮らしに珈琲を取り入れる、今の生活に珈琲を加えてみる、そんな手軽に導入できるシンプルさが魅力です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コーヒーメーカーを選ぶ時のポイントと、オススメのコーヒーメーカーを紹介しました。
まずは「どんな珈琲を淹れたいのか」から考え、仕様による違いを確認していきます。
そして「どんな機能が欲しいか」を決めていけば、コーヒーメーカーを選ぶ時に迷うことなく買うことができます!
途中でもお話しましたが、筆者はシンプルなものを好みますので、メリタのコーヒーメーカーはオススメです!!
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意外と知らない?珈琲豆を保存するための3つのポイント!~基本編~
こんにちは、珈琲大好きな黒猫堂Daichi.Kです!(=^x^=)
いきなりですが皆さんは珈琲豆の保存についてどんな工夫をしていますか?(・∀・)?
……え?工夫してない? 普通に缶とかビンに入れて、そのままにしてる?
それはいけません!
デキる大人は「保存方法」も徹底しましょう!
珈琲豆の保存方法について、ぜひ今からでも気をつけて欲しいポイントを3つ紹介しますので、ぜひ最後まで見てみてくださいね。
【目次】
★珈琲豆の保存方法について
それでは早速、珈琲豆を保存する時に注意したいポイントを紹介していきます。
注意すべきキーワードは「酸化・湿気・紫外線」です。それぞれ詳しく解説していきます。
意外と知らない場合もあるため、もし「これはやっていない!」というものがあれば今すぐ実施してみてくださいね。
①高温多湿を避ける
まず最初に絶対に気を付けてほしい注意点が高温多湿を避けることです。
珈琲豆は、どうしてもその外見から乾物のような強いイメージがあるかもしれません。しかし珈琲豆は生鮮食品なのです。
新鮮さが何よりも重要で、しかも味に直結します。
つまり保存方法ひとつで同じ珈琲豆でも味が全然違ってきます。
そのため特に高温多湿を避けなければなりません。
珈琲豆は先ほどお伝えしたキーワードの通り「酸化・湿気・紫外線」によって味が損なわれるのですが、保存している場所の温度が高ければ酸化のスピードが増してしまうのです。
さらに湿気によって珈琲豆がカビたり、美味しさを損なう雑味が出たりします。
温度の高い場所と、湿気の多い場所は絶対に避けて保管してください。
②密封して保管する
意外と知られていない保存方法として、密封するという方法が挙げられます。
なぜ密封すべきかというと、珈琲豆が空気中に含まれる酸素と触れ合うことで「酸化」してしまうためです。
酸化することで本来の味を損ない、雑味が増してしまいます。
せっかく美味しい珈琲豆を手に入れたのに、酸化させてしまうのはとても勿体ないことです……。
密封できるビンなどで保存するようにしましょう!
③光や太陽光を避ける
キッチンの窓際などに置いて保存している人もいるかもしれませんが、実は珈琲豆は「紫外線」にとても弱いのです。
そのため直射日光により劣化し、風味を損ねてしまいます。
太陽光に当たっていなかった場合も、実は電灯など室内の光にも弱いので、暗所に保存することが大切です。
この光に弱いという性質も意外と知られていないのでもし光にあたる場所に保存している場合は場所を変えてみましょう。
また遮光性のある容器に切り替えるなど対策も大切です。
★まとめ
今回は保存方法の基本編ということで、珈琲豆の基本的な保存方法について紹介しました。
珈琲豆はとてもデリケートで繊細なものなので、丁寧に扱ってあげてくださいね!
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